レストランに限らず、カラオケ・マンガ喫茶などの必須アイテムがメニューです。
お店の雰囲気にあわせて、オフセット印刷の写真入りメニューや、手書き・手作りのものも制作しています。
写真入りメニューは、お客様が見て一番分かりやすいタイプですが、テーブル数により必要部数が限られてくるため少部数印刷となるうえ、ラミネート加工やPP加工などを施すと、コストがかさむため、割高感が出てしまいます。しかし、表面加工してあれば長期間使用できるので、基本メニューを頻繁に変更することがなければ、コスト的な問題は回避できると考えております。
また、オフセット印刷ではなくオンデマンドタイプのダイレクト印刷であれば、少部数でもコストを抑えることができます。画質はオフセット印刷より若干落ちますが、表面加工するとほぼ同質になりますので、オススメかもしれません。
メニューは、どうしても濡れたり、粗雑に扱われることが多いので、表面加工をするのが一般的です。
表面加工には、固く厚いラミネート加工と薄くて柔らかいPP加工があります。ラミネートのほうが持ちが良く、PP加工は端の方から剥がれてくることがあるようです。
ところで、印刷は台数計算ですので、部数が増えるほど単価が下がっていきます。しかし、ラミネート加工は、ほとんど単価が変わりません。 メニュー1冊あたりの単価を下げようとして、印刷部数を増やすとかえって高くついてしまいます。一方PP加工は、部数が増えると単価が下がってきますので、大量に作る場合には向いてるようです。
大きさは、メニューアイテムや写真の有無にもよりますが、A3・2ツ折り〜A2・2ツ折り、変形B2+・3ツ折り、B4・8頁など多種多様です。
メニューアイテムが多い場合、カシメ止めや中綴じなど複数頁のものになりますが、加工費が高くつくので、折りを使用した大判のものも増えてきました。
カラオケハウスのメニューです。
大きさは712W×500Hの3ツ折り、表面はラミネート加工です。ドリンクは別メニューになっています。メニューアイテムは約60品目で、ほぼ全品を写真撮影しています。ちなみに写真撮影は、お客様の店舗でスペースをお借りして撮影ということになります。時間的には、このくらいの量でおおむね1〜2日かかります。
渋谷のマンガ喫茶のメニューです。
大きさは420W×297H(A3規格)の2ツ折り、表面はラミネート加工です。メニューアイテムは約20点。
欧風レストランのメニューです。
大きさは594W×420H(A2規格)の2ツ折り、表面はラミネート加工です。
……印刷板につけたインクを一度ゴム胴に転写し、それを紙に再転写する印刷方法。
……印刷版を作らず、版下データから直接紙に印刷する方法。レーザープリンタの親玉みたいなもの。
……塩化ビニールのフィルムを熱によって紙にプレスする表面加工方法。退色しにくく、耐水性・耐摩擦性がある。
……ポリプロピレンのフィルムを熱と接着剤でプレスする表面加工方法。ラミネート加工よりもフィルムが薄く柔軟性がある。
……紙の規格サイズ。A1・841×594mm、A2・594×420、A3・420×297、A4・297×210、B1・1030×728、B2・728×515、B3・515×364、B4・364×257、B5・257×182など。縦横比が1:√2になっている。